以下の問題を解決します。
初心者でも簡単にぺージのタイトルを消すことができる方法をご紹介します。
WordPressのページタイトルを削除、非表示にする方法を3つ紹介します。一番簡単なプラグインを使う方法は、初心者でも1分でページタイトルを非表示にできます。ぜひお試しください。
ページタイトルを消す方法
それぞれ解説していきます。
プラグインを利用する方法はとにかく簡単です。無料のプラグインをインスールして、タイトルを消したい(非表示)にしたい固定ページ、投稿ページで非表示にするオプションにチェックを入れるだけ。
HTML、CSS、PHPといったプログラムコードには一切関わりませんので、初心者向けの方法です。
ただしプラグインでの運用の場合は、懸念事項があります。ワードプレスのバージョンが上がった場合、プラグインが動作しなくなる可能性があります。これを頭に入れて、プラグインを導入しましょう。
プラグインを使ってタイトルを削除するにはいくつか類似するプラグインがあります。動作が非常ににシンプルで、操作が簡単なものを3つピックアップしました。
正直どれもほぼ同じような仕様です。最終更新が新しいプラグイン順で紹介します。
最初に紹介するプラグインは「Hide Page And Post Title」です。
プラグインデータ
開発者のArjun Thakurは2014年からワードプレスメンバーとしてプラグインの開発を行っているエンジニアです。Hide Page And Post Title以外も、3つのプラグイン(Easy IP Redirection、Duplicate Page and Post、Fixed And Sticky Header)を公式ディレクトリーに登録しています。
Easy IP Redirectionプラグインを除き、プラグインの最終更新日は3か月以内(2019年1月現在)でした。
今回紹介する3つのプラグインの中では最新更新日が最も新しいです。
Hide Page And Post Titleは公式ディレクトリーに登録されている正規のプラグインです。
以下の方法でインストールできます。
上記方法でプラグインをインストールできない場合は、zip形式のプラグインファイルを公式ページからダウンロードし、ダッシュボードからアップロードし有効にしてください。
プラグインを有効化すると、固定ページと投稿の編集ページで設定オプションが表示されます。
「Hide Page And Post Title」の項目でチェックを入れるとタイトルが消えます(非表示)。
全ページのタイトルが自動的に消える仕様ではなく、ページ、または投稿ごとにページタイトルを表示するかどうかを決定できる仕様です。
※このプラグインは停止、または削除すると設定が消えてしまいます。
2番目のプラグインはSHK Hide Titleです。
プラグインデータ
Shekhar Bhandariは2015年からワードプレスのメンバーとしてプラグイン等の開発を行っているネパール在住のエンジニアです。
SHK Hide Title以外に「Restrict WP Pages With Redirect」というプラグインの提供を行っています。
ログインしているユーザーのみにページを表示する機能を持つプラグインです。ちょっと気になったのは、このRestrict WP Pages With Redirectは最終更新日(Last updated)が5年前という点です。
SHK Hide Titleについても、もしかすると更新をしなくなるのかなーと思ってしまいます。
長期的に使うプラグインを選ぶ時は、こういった開発者情報と、開発者の更新情報を確認をお勧めします。
SHK Hide Titleはワードプレス公式ディレクトリーに登録されている正規のプラグインです。
他のプラグイン同様、以下の方法でインストールできます。
もし上記の手順でSHK Hide Titleプラグインをインストールできない場合は、公式ページからzip形式のプラグインファイルをダウンロードし、ダッシュボードからアップロードしプラグインを有効にしてください。
SHK Hide Titleプラグインを有効化すると各固定ページ、投稿でタイトルの表示・非表示の切り替えが行えるようになります。
「Hide Title」にチェックを入れると、タイトルが非表示になります。
出力されるHTMLコードを確認正式にはCSSで「display:none」として、非表示にしてくれてる仕様です。
最後に紹介するHide Titleも、ワードプレス公式ディレクリーに登録されている正規プラグインです。
プラグインデータ
Dojo Digitalは2012年からワードプレスメンバーになっているアメリカ在住の開発者です。
今回紹介している「Hide Title」以外にもLive CSS Preview、Widget Display Optionsというプラグインをを開発し、無料公開しています。
Live CSS Previewは説明を見る限り、名称そのまんまの機能のようでカスタマイザーで編集しているコードがどのようにページに影響を与えるのかをライブページで確認できるといった仕様です。
Hide TitleはwordPressプラグインディレクリーに登録されているプラグインです。本記事で紹介した他のプラグイン同様に、以下の手順でインストールできます。
類似するプラグインが複数表示されます。「作者:Dojo Digital」を目印に探してみましょう。
プラグインから見つけることができない場合は、zip形式のプラグインファイルを公式ページからダウンロードし、ダッシュボードからアップロードしプラグインを有効にします。どちらの場合も最新バージョンをインスールしましょう。
Hide Titleは有効化するだけで利用可能です。詳細な仕様を設定する管理メニューはありません。
ページタイトルを非表示にしたいページの編集モードへ移動し、右側に表示される「Hide Title」からタイトルを表示するかどうかのオプションにチェックを入れます。
投稿、固定ページともに利用可能です。
今回紹介した3つのプラグインともに、ほぼ(全く?)同じ仕様ですね。今後のサポート次第ですが、どれを選んでも動作上問題なく動作しそうです。
個人的にこの方法が一番お勧めです。基本的なCSSの知識と、ブラウザのデベロッパーツールを使えるリテラシーがあればタイトルを簡単に非表示にできます。
他の方法と比較して、以下のメリットがあります。
CSSで非表示にするメリット
以下はTwenty Twentyで「ページタイトル」というタイトルで、固定ページを作成しました。
デベロッパーツールで、「ページのタイトル」部分のHTMLマークアップデータを確認します。
デベロッパーツールってなんだ?
以下のように開いているHTMLコードが表示されます。
h1.entry-titleが対象だとわかりますね。
この要素をCSSで非表示にします。固定ページ、投稿全てのタイトルを非表示にしたい場合は以下のコードです。
h1.entry-title{ display:none; }
これを任意のスタイルシートに貼り付けます。
テーマ内のstyle.css、または追加CSSメニューからでもオッケーです。
追加CSSってどこ?
「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」で表示されます。
特定の固定ページ、または特定の投稿のみページタイトルを非表示にしたいといった場合は以下の通りです。
.page-id-300 h1.entry-title{ display:none; }
.post-name-test h1.entry-title{ display:none; }
この方法は中級者向けです。
今回の作業ではPHPファイルを編集します。
ミスるとサイトが表示されなくなるといったリスクがあります。事前にバックアップを取得しましょう。
CSSの設定同様にTwenty Twentyでの作業例を紹介します。
Twenty Twentyは固定ページの出力テンプレートが3つあります。
今回の例では、「カバーテンプレート」でタイトルを削除する方法を紹介します。
76行目あたりのコードに「h1 class=”entry-title”」があります。
以下のPHPコードを丸ごと削除します。
見つけならない場合は、h1で検索してください。
<?php } the_title( '<h1 class="entry-title">', '</h1>' ); if ( is_page() ) { ?>
ワードプレスのカスタマイズに慣れていないと、どうやって出力用のテンプレートを特定するかわかりませんよね?
実は、今見ているページを出力しているテンプレートが何かを画面に表示してくれる無料のプラグインがあります。興味がある方はチェックしてみてください。私もかなりお世話になっています。
タイトルを表示しないもう一つの方法は、ページのタイトルを設定しない方法です。
タイトルが何も無い状態だと、当然ページに出力されません。
SEO上有効なタイトルは、All in One SEO Packの入力フィールドに入れることで解決できます。
ただし、この方法はページの管理が困難になります。
固定ページの編集の際、固定ページの一覧をクリックすると何もタイトルがない状態だと、
ページの中身を特定することが出来ません。わざわざいったん開いてみるという余計な工数がかかります。
タイトルを入力しないといった方法は、管理上お勧めしません。
本記事で紹介した、いずれかの方法でページのタイトルは消えましたか?
初心者の方であればプラグイン、HTML+CSSのコードが理解できるレベルのリテラシーの高い方であればCSSコードでの作業をお勧めいたします。
プラグインは非常に便利です。しかも今回紹介した以外にもたくさんの選択肢があります。「とりあえず試しに入れてみた」といったWordPressの運用だと、いざという時にエラーが出たり、サイトの表示スピードなどのパフォーマンスで支障がでる可能性があります。
プラグインの選定、導入については慎重になりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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