以下のトラブルを抱えているお客様よりご依頼頂き、WordPressサイトの調査を行わせていただきました。
以下の画像はSearch Consoleを実際に確認した際の画像です。
インデックス数の経緯を確認する限り、過去にインデックス登録されたページの最大値は2,090(2014年8月31日)。この登録数が2015年6月28日には、627件に減少している。
インデックス登録件数の一番多い時期から、インデックスが大幅に減少した時期にかけてWordPressサイト上のテーマの変更、プラグインの新規設置、大幅なシステムの変更は一切無し。当然ペナルティーも無いといった状態。
インデックスに関連するプラグインとしては、サイトマップを動的に生成し、Googleへ送信する「Google XML Sitemaps」を利用。
Googleサポートページの公式情報を閲覧し、関連情報を確認してみました。
およそ関連がありそうな公式情報は「サイトのインデックス ステータスと Google 検索結果」で確認できますね。
急激な変化がないかどうか確認する:
複数のグラフで突然の増加や減少が見られる場合は、サイト設定、リダイレクト、セキュリティに問題がある可能性があります。
急激な減少がないかどうか確認する:
インデックスに登録済みのページ数が急激に減少した場合は、サーバーがダウンまたは過負荷の状態であるか、Google がサイトのコンテンツにアクセスできない状態となっている可能性があります。
残念ながら今回の事象に合致はしない。
WordPressテーマ、プラグイン、その他の設定ファイル、Webサーバーのパフォーマンスに原因が無い場合、考えられる原因は「コンテンツ」です。
「中身が殆ど無い」「価値が無い」、「重複、類似する」コンテンツはインデックスされないという事です。以前は中身の薄いSEO用の量産コンテンツでもインデックスされていた印象ですが、Googleの検索アルゴリズムが発動しているんですね。Google Search Consoleにも「重複するコンテンツ」についての記述がありました。
Google は、固有の情報を持つページをインデックスに登録して表示するよう努めています。
重複するコンテンツに関する事前の対策を行い、ユーザーに意図したとおりのコンテンツが表示されるようにするための手順を以下に示します。
- 定型文の繰り返しをできるだけ少なくする
- 類似するコンテンツをできるだけ少なくする
今回の調査対象WordPressサイトを改めて確認したところ、一定のフォーマットかつ中身の類似するSEO用コンテンツが有る事が判明。サービスの案内や、会社概要といったユニークな固定ページについてはインデックスされており、重複するコンテンツについて一部インデックスされていない事が分かりました。
テーマやプラグイン、設定ファイル等のソースコードに誤りがない場合、どんなコンテンツがインデックスされていないかを個別に確認するのも重要ですね。
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