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WordPressコラム

WordPressで現在の固定ページURLを変更する方法

公開日: 2019/12/20 更新日: 2019/12/22

WordPressで現在の固定ページURLを変更する方法

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こんなお悩みの方向け記事です

ページのURL変更方法が知りたい
変更の際、気を付けるポイントも合わせて知りたい！
変更した方がSEOで良いって聞いたけどナゼ？

WordPressの固定ページURLを変更する方法

早速ワードプレスのページ変更方法をご紹介します。

以下の2ステップです

事前の準備
URLを変更する作業

ページURLの変更手順

事前の準備

ダッシュボード上で以下の操作を行います。

設定
パーマリンク設定
共通設定で「基本」以外を選択する
変更を保存

これでURLを変更する事前準備は完了です。
後は、変更したい固定ぺージ上でURLの変更作業を行います。

URLを変更する作業

ダッシュボード上で以下の操作を行います。

固定ページ
クイック編集
スラッグのところに変更するURLを記載
更新

クイック編集以外に、固定ページ編集画面の「パーマリンク」横に表示されている「編集」からもURLを変更することができます（以下参照）。

どちらの方法でも問題ありません。

簡単にワードプレスの固定ページURLを変更できますね。

PHPとかCSSとか、一切要りませんので、初心者の方でも簡単に作業できるはずです。

ちなみにSEO上、URLは英文字がお勧めです。

非常に重要な点なので、SEOを含め詳しく解説します。

SEO上、英文字に変更したほうがいい

実はこれ、検索エンジンのグーグルが公式に明言していることです。

以下、グーグルが公開している検索エンジン最適化（SEO）スターターガイドからの抜粋です。

複雑な URL であっても、Google はあらゆるタイプの URL 構造を適切にクロールできますが、時間をとって URL をできるだけ簡潔にしておくことをおすすめします。

おすすめの方法
URL で単語を使用する

サイトのコンテンツや構造に関連する単語を含む URLは、サイトを閲覧するユーザーにとってより親切になります。

引用元：索エンジン最適化（SEO）スターターガイド

ちなみに今回紹介した方法を実施しない場合、固定ページのURLは以下の通りです。

例：http://example.com/?p=123

パーマリンクで「基本」以外を選択し、その後固定ページでURLの設定をしないと以下の通りになります。

http://example.com/ページのタイトル
ページのタイトルが自動的にURLになります。

日本語は、URLに変換される際に文字化けされ、しかも長く怪しい感じに見えます。

http://example.com/%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%aeurl%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8b%ef%bc%9f/

どちらの例もグーグルの望む形式ではありません。

結論

URLは英文字で、分かりやすくしよう！

ちなに、先ほどのグーグルガイドに、過剰にキーワードを詰め込んだURLはダメと記載があります。

URLに何を設定すれば良いか適当な英文字が浮かばない場合は、日本語のページタイトルを英単語にすればOKです。

URLの例

お問い合わせ→ Contact
会社紹介　→　Company
サービス紹介　→ Service

適当な英単語が分からない！という場合は、グーグル翻訳等を使いましょう。

固定ページのURL変更に関する注意点

ここからは作業後に起こりえるマイナスな影響を避ける方法です。

サイトを作成して、あまり日数が経過していない場合は全く問題ありません。

もしサイトを作成し、1年以上経過している場合はURLの変更には注意が必要です。

以前のURLへアクセスしても、ページは表示されない

突然ですが、引っ越しをすると以前の住所宛てに郵便物を送られても、アナタには届きませんよね？

これと同じ事象が、URLを変更（引っ越し）すると起きてしまいます。

例：あなたの住所を引っ越したら？

東京都墨田区–１２３４　（以前）
東京都中央区–５５５５　（今）

例えばアナタの記事が人気で、たくさんの人がブログやSNSで紹介してくれたと仮定します。
URLを変更すると、ページが表示されなくなります。

例：あなたのページURLを変更したら？

domain.com/old_page.html　（以前）
domain.com/new_page.html　（今）

これは集客や、SEO的に大きなマイナスになります。

現実社会だと、転送サービスの手続きをすれば新住所に荷物が配送されますよね？

インターネットにもこの仕組みがあり、これを専門用語で「リダイレクト」と呼んでいます。
ページのURLを変更したらリダイレクトすることが重要です。

では次に、リダイレクトの仕組みと方法を紹介します。

URLを変更したらリダイレクトしよう

リダイレクトの方法はいくつかあります。

リダイレクト方法

.htaccess　（←SEO上一番おススメ）
HTMTL　meta
Javascript
PHP
プラグイン

一番おススメの.htaccessと、初心者向けのプラグインでリダイレクトする方法をご紹介します。

.htaccessでリダイレクトする方法

.htaccessはサーバー上にアップされているファイルで、通常ワードプレスの管理画面からは編集できません。
以下、いずれかの方法で.htaccess編集します。

.htaccessの編集パターン

プラグインを使ってダッシュボード内部から編集する
レンタルサーバー会社の専用ツールから編集する
FTPでファイルをダウンロードして編集する（作業後に上書きアップロード）

プラグインを使ってダッシュボード内部から編集する

プラグインを使うのが一番簡単です。

.htaccessはダッシュボードから編集することが出来ませんが、プラグインをインストールすることでダッシュボード上での編集が行えるようになります。

以下の記事で、有効化すると管理画面から.htaccessを編集できるプラグインを紹介しておきます。

» 管理画面から.htaccessを編集するWordPressプラグイン

プラグインを使う場合の注意点

プラグインを使う場合はトラブルに備え、FTPアカウントを用意することをお勧めします。

レンタルサーバー会社の専用ツールから編集する

レンタルサーバー会社によっては、.htaccessを編集できるツールが用意されています。この機能を提供していないレンタルサーバー会社もあります。

コントロールパネルにログインし、編集メニューからファイルの中に修正を加える仕組みです。

ブロガーさんに人気のXサーバーはこの機能が提供されています。
しかも、初期化ボタンもあるので、うっかり誤ってサイトが表示されなくなっても直ぐに復元できるのが素敵です。

Xサーバー公式マニュアル:.htaccess

FTPでサーバーからダウンロード→編集→上書きアップロード

.htaccessはウェブサーバーのルートディレクトリーに保存されています。

wp-admin、wp-content、wp-config.phpなどがある一番上の階層です。

FTPで.htaccessをダウンロードし、リダイレクトの内容を書いた後に、元のファイルを上書きしまう。

.htaccessリダイレクトの書き方

以下サンプルです。
一番末尾がリダイレクトの記述です。

# BEGIN WordPress

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ – [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

# END WordPress
redirect 301 /aaa https://example.com/bbb

この例では、https://example.comにきた閲覧者を、
https://example.com/bbbに自動的に案内してくれます。