以下の解決方法です。
今回のコラムは、とあるお客様からの依頼され対応内容を調査したものです。
今回の事象と背景
1件のおすすめの改善
古いデータベースサーバー
SQL サーバーは、WordPress がサイトのコンテンツや設定を保存する際に使用するデータベースとして必要なソフトウェアです。最適なパフォーマンスとセキュリティのため MariaDB バージョン 10.0 以上を推奨します。ホスティング会社に相談して修正してください。
サイトヘルス上で確認できる改善は、データベースをWordPressの要件に変更することです。
WordPressの要件は以下の通りです。
要件
今回は②のデータベースMariaDB5.5を、MariaDB10.1にアップグレードすることをサイトヘルスは改善項目として表示しています。wpX Speedを提供しているエックスサーバーでも同じような事象がある場合、管理画面上からデータベースの移行が簡単に行えます(エックスサーバーに限らず、さくらインターネットでも同様のツールが提供されています)。
wpX Speedの管理画面上から操作できるメニュー、マニュアルを見たものの、該当する項目が見つかりませんでした。エックスサーバーだと、データベースのメニューありデータベースの作成やデータベースユーザーの編集、データベースの移行などがあります。
インターネットで調べても該当する情報が見当たらなかったので、直接wpX Speedに問い合わせしてみました。
今回の事例のように、他のレンタルサーバー会社(正確には同じ会社の別サービス)の変更前にMySQL5.7等のWordPressの要件を満たしていた場合でもMariaDB5.5になるとのことです。
wpX SpeedはXサーバーの中でも、WordPressに特化したサービスとうキャッチコピーを使っていたので、WordPressの要件に満たない環境しか提供していないことに、ちょっと驚きました。
今後のデータベースのアップグレードの予定と、WordPressのサイトヘルスで古いデータベースサーバーと表示されている点について、追加で問い合わせしました。
【質問】今後対応の予定はございますでしょうか?
【質問】サイトヘルスで「古いデータベースサーバー」と表示されます
以上が、wpX Speedカスタマサポートとのやりとりでした。
お客様の要望には応えることが出来ませんでしたが、レンタルサーバー側の対応待ちだとわかるだけで十分です。
私からの問い合わせにかなり迅速に返答いただいて感謝です。
残念ながらこの記事を公開した時期ではwpX Speedでは対応できないことが分かりました。
wpX Speedカスタマサポートの返答にあるように、要件に満たないMariaDB5.5でもWordPresは動作します。
実際、今回担当したお客様が運営しているWordPressサイトもwpX Speed上で正常に稼働していました。
wpX Speedを運営しているエックスサーバーは、割とインフラ周りの対応が迅速なのでWordPressのメジャーアップグレード前にはWordPressの要件にあったデータベースサーバーになるかと思います。
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