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- エックスサーバーのどの料金プランを選んだらいいの?
- 各プランの違いは?
- 契約期間はどう選べばいいの?
初めてのレンタルサーバー契約は難しい専門用語ばかりで不安ですよね?
ワードプレスで副業用のブログを始めてみたいけど、どのプランが最適なのかわからず申し込みが不安だという人も多いと思います。
そんな人向けに、エックスサーバーのプランの違いや料金の詳細について解説します。
このブログの著者
【Xサーバー】各プランの違いは何か?X10 X20 X30の比較表
まず、エックスサーバー全てのプランでワードプレスが利用できます。
うっかり契約したけど、ワードプレスが使えないといったトラブルは起こりません。
他のレンタルサーバー会社の一部のプランはワードプレスに対応していませんが、エックスサーバーならその心配はいりません。
各プランの違いは、以下3つです。
- 月額料金
- サーバー領域(ディスクスペース)
- データ転送量
それぞれ各プランでどう違うか解説します。
①Xサーバー:月額料金の違い
各プランの料金の違いについて解説してきます。
契約期間ごとに月額料金が異なります。比較のため、1年契約時の料金を比較してみます。
料金表:1年契約時の月額料金
X10 | 1,000円 |
---|---|
X20 | 2,000円 |
X30 | 4,000円 |
例えば、個人でアフィエイトやアドセンスでの収益用ブログを作る場合でX10を契約するとします。
1か月1,000円。1年で12,000円になります。
1年契約の料金例
1,000円 ×12か月 = 12,000円
②Xサーバー:サーバー領域(ディスクスペース)の違い
ディスクスペースとは、サーバー上に保存できる容量です。
パソコンで言えば、ハードディスク。スマホでいえばメモリーといった類だと考えれば間違いありません。
ディスクスペースの数値が高いほど、保存できる容量が大きいことを意味しています。
比較表:プランごとのサーバー領域
X10 | 200GB |
---|---|
X20 | 300GB |
X30 | 400GB |
X10プランのサーバー領域は200GBです。
ブログ未経験者だと、200GBが多いのか少ないのが分からないと思います。
私はエックスサーバーを10年以上使っていますが、個人ブログを運営してX10の容量(200GB)をいまだ使い切っていません。
ブログのデザイン性を高めたいので、高解像度のが画像をガンガン貼り付けていますが、ディスクスペース容量はかなり余っています。
X10のディスクスペースである200GBは、ブログ運営では十分すぎる大きさです。
どうしも容量が厳しくなってら、容量の大きい上位プラン(X20)に切り替えることも出来ます。
③Xサーバー:データ転送量の違い
各プランごとにデータ転送量が決まっています。
レンタルサーバーのデータ転送量とは、スマホのギガと同じ意味だと考えましょう。
測定の対象は、ブログと読者間のデータ通信です。
比較表:プランごとの転送量の違い
X10 | 150GB / 日 |
---|---|
X20 | 180GB / 日 |
X30 | 200GB / 日 |
エックスサーバーに限らず、共有レンタルサーバー会社には転送量の制限があるのが普通です。
上位プランになるほど、転送量の制限が緩くなります。
「150GBって足りるの?」といった疑問もあるかもしれませんし、そもそもどの程度の転送量が適当なのか分からないのが普通です。
それって多いの少ないの?って判断が難しいですよね?
私は月間20万PV以上アクセスのあるブログを運営していますが、1度もこの制限を超えたことはありません。
レンタルサーバーの転送量を超える可能性があるのは動画コンテンツです。
ワードプレスはプラグインを使うと、簡単に動画配信用のコンテンツを作ることができます。
そういったコンテンツを作らない限り、転送量の制限値を超えることはほぼありません。
Xサーバー:初期費用
初期費用とはエックスサーバー申し込み時にかかる費用のことです。
月額料金とは別です。
エックスサーバーの初期費用は、どのプランを選んでも3,000円かかります。
初期費用(3,000円) + 月額料金
今回紹介した各プランの比較表は、エックスサーバー公式ページに掲載されています。
公式サイト 一番安いX10プラン
【Xサーバー】ブログ用のおすすめ料金プランは「X10」
これからWordPressでブログ運営を始めたいという人は、一番安いX10プランをおススメします。
無駄に高いエックスサーバー上位のX20やX30を選ぶ必要は一切ありません。
X10プランで、アフィリエイトやアドセンスに挑戦できます。
X10プランの料金
ワードプレスブログ用にかかかる費用についてです。
エックスサーバーを契約し、ブログを始める場合にかかる料金体系を解説します。
エックスサーバーの初期費用
どのプランを選択しても、初期費用3000円がかかります。
初期費用(3,000円)
契約期間ごとの月額料金
X10プランの月額料金は、契約期間に応じて変動します。
3ヶ月 | 1,200円 |
---|---|
6ヶ月 | 1,100円 |
12ヶ月 | 1,000円 |
24ヶ月 | 950円 |
36ヶ月 | 900円 |
月額でざっくり1,000円です。
おすすめ契約期間
どの契約期間にするか悩んでいるなら、「12か月」をおすすめします。
ブログ運営って初収益が出るまでに結構時間がかかります。
「1日も早く収益を得たい」という場合、雑なブログ設計となってしまいがちです。
その結果、小銭程度は稼げるようになるかもしれません。
毎月十万円以上しっかり稼げるようにしたいなら、しっかりとしたブログ設計を行い記事を書いていきます。
始めるのにいくらかかるの?
実際にエックスサーバーを契約し、ブログを運営するのにかかる費用についてです。
費用の計算
初期費用(3,000円) + 月額料金(約1,000円) + ドメイン費用(オプション)
ドメインは、「〇〇.com」とか、「〇〇.net」といったアドレス部分で、自分が好きな文字列で指定できます。
ドメインの持ち込みについて
ドメイン費用はは、ドメインを持ってない人だけ別途支払います。
すでに他社で取得している場合は持ち込みで利用できますので、ドメイン費用はかかりません。
1年契約の場合で、「.comドメイン」をあわせて取得だと15,260円になります。
初期費用(3,000円) + (月額料金(約1,000円)× 12ヶ月 )+ ドメイン費用(260円)
すでにドメインを別の会社で取得して、1年契約の場合だと15,000円になります。
初期費用(3,000円) + (月額料金(約1,000円)× 12ヶ月 )
X10プランの転送量制限
「転送量」についてはこの記事ですでに解説しましたが、スマホのギガのようなものです。
転送量は、サーバーをまるまる一台契約でもしない限りどんなレンタルサーバー会社にもある制限です。
エックスサーバーX10プランの転送制限は 150GB/日です。
ポイントは単位が「月」ではなく、「日」です。
参考:Youtubeにアップされている動画を埋め込んだ場合は?
ブログ運営でYoutubeの埋め込み動画を使っている場合は、この転送制限に引っかかるかという点についてです。
結論:問題無し。
Youtubeの動画を埋め込んだ場合、ネットユーザーとYoutbe間でデータ転送が起きます。
ブログとネットユーザー間では動画データのやりとりはありません。
転送量の制限を超えるとどうなるか?
X10プランで決まっている転送量の制限を超えた場合についてです。
Xサーバー公式サイトの情報には以下のように「サイトの表示速度が遅くなることがある」そうです。
快適にご利用可能な転送量の目安数値とは
エックスサーバーでは転送量による課金は行っておりませんが、快適にご利用いただく参考値として、転送量の目安をご案内いたしております。
上記値はあくまで目安数値のため、目安数値を超過した場合にも即座に制限を行うものではございませんが、目安数値を著しく上回る場合や恒常的に上回る場合は、ご利用プランの変更をお願いする場合がございます。
また、上記目安数値を大幅に超過する転送量が発生する場合には、速度制限などの制限を実施する場合がございます。
ちなみにとあるレンタルサーバー会社だと、転送量を一気に超えたりすると原因を解決しないとサイトを停止されることもあります。
実は他のレンタルサーバー会社を利用している企業さんより、「動画コンテンツを作りサイトに埋め込んでいたら転送制限にひっかかり、サイトを一切表示できなくなった」という相談を受けたことがります。
その時のレンタルサーバー会社に問い合わせをしたところ、「解決するまでサイトを表示させません」と連絡をもらったことがあります。
転送制限は時間単位の場合がほとんど
レンタルサーバーの公式サイトを見てみると、「1日」や「月単位」のデータ転送量の制限が掲載されています。
転送制限の例
- 1日:200GB
- 1ヶ月:4.5TB
どのタイミングでトラフィックを計測しているかをレンタルサーバー会社に直接問い合わせして確認したところ、1日の転送制限を24で割り、1時間単位で計測している会社が多いようです。
例:1日の転送量制限:240GB
1時間の転送量: 10GB (240GB ÷ 24時間)
1時間に10GBを超えたタイミングで要警戒レベルで、場合によってはサイトの即停止となるとの返答でした(実際に即停止されたクライアントがいます)。
他のレンタルサーバー会社の転送制限
ワードプレスを利用できる、他のレンタルサーバー会社の転送量についても紹介します。
比較対象のレンタルサーバー会社
比較対象は、共有サーバーでエックスサーバーのX10と価格帯が近いサービスを提供している会社です。
1日あたりの転送量の比較
各社のデータ転送制限の比較表です。
Xサーバー | 200GB (X10) |
---|---|
ConoHa WING | 150GB(ベーシック) |
さくらインターネット | 80GB(スタンダード) |
ロリポップ! | 100GB(ライト) 150GB(スタンダード) 200GB(イスピード) |
参考
独自SSLが無料
サイト運営でSSLは必須です。
SSLは(Secure Sockets Layer)の略で、簡単に言えばサイトと読者間の通信を暗号化する通信技術のことです。
エックスサーバーのX10では独自SSLが無料です。
参考
エックスサーバーではマルチドメインに対応しています。
マルチドメインとは1つのアカウントで複数のドメインを運用できるサービスです。
ブログ運営に慣れて新規に別ブログを始めたくなった際にドメイン料金の追加だけでブログを始めることができます。
新たにサーバーの契約をすることがないというのが、マルチドメインのメリットです。
エックスサーバーの独自SSLは、このマルチドメイン全てで利用できます。
SSLを年間2万円以上で提供しているレンタルサーバー会社もあるので、エックスサーバーの独自SSLが制限無しで無料って本当にすごいことです。
独自SSLと共有SSLの違い
SSLには「独自SSL」と「共有SSL」の2種類があります。
ブログを独自ドメインで運用している場合に必要なのは、「独自SSL」です。
独自SSLの例: https://ドメイン.com
共有SSLの例:https://レンタルサーバー会社のドメイン/任意の名前
共有SSLは暗号化の必要な問い合わせフォーム部分だけをレンタルサーバー会社のSSL領域に設置するようなものでした。
独自SSLが数万円する時代、サイト全体のSSL化をしないでページの一部だけを共有SSLにするというのが主流でした。
サブドメインが無制限
X10プランでは、利用できるサブメイン数に制限はありません(無制限)。
サブドメインとは独自ドメインをベースにしたドメイン形態です。
独自ドメイン: https://wp-customize.net/
サブドメイン: http://wp-customize.net/monetize/
ドメインの先頭部分に、任意の文字を付けるドメイン形式です。
新規サイトを作る場合、新規ドメインを使う方式とサブドメインを使う方法があります。
新規サイトが独自ドメインとは全く違うジャンルの場合、新規ドメインを取得するのが一般的です。
サブドメインを利用するケースとしては、独自ドメインとコンテンツが類似している場合です。
独自ドメインのドメインパワーをそのまま使い、サイトを運用できるためSEO上のメリットがあります。
例えば当サイトはサブドメインで運用しています。コンテンツの内容がワードプレスを使った副業ブログです。
MySQLが無制限
X10プランではMySQLデータベース数に制限はありません。
「MySQL」はデータベースのことです。
ワードプレスを設置する際に、データベースが必ず必要になります。
ワードプレスを1つだけ作る場合にはまったく気にする必要がありませんが、サブドメインやマルチドメインを使ってサイトを増設する場合にデータベースが複数使える点が重要になってきます。
電話サポートにも対応している
X10プランに限らずX20、X30と全てのプランで電話サポートがあります。
レンタルサーバー会社では、電話サポートがない会社も普通にあるので初心者には安心なポイントですね。
Xサーバーの電話サポート
電話番号:06-6147-2580
受付時間:平日 10:00~18:00
ドメイン取得もXサーバーでOK
エックスサーバーのX10プランを利用する際のドメインについてです。
収益目的のブログ運営には、ドメインが必須です。
ドメインを持っている人でも、ドメインを持っていない人でもX10プランを利用できます。
ドメインは未取得でもOK
- ドメインを持っていない(今回初めて自分のドメインを取得したい)
- 他の会社で取得したドメインがある(今は使っていないものがある)
- 以前から使っているドメインがある(現在運用しているサイトがある)
ドメインを持っていない人
自分のドメインを持っていない人でも10プランは利用可能です。
X10プランを申し込むときに、合わせてドメインの取得が出来きます。
ドメインの取得料金
エックスサーバーでドメインを取得する際の料金は、取得するドメインにより異なります。
以下エックスサーバーで取得可能なドメインとその取得料金の一例です。
.com | 260円 |
---|---|
.net | 160円 |
.xyz | 30円 |
.site | 90円 |
.fun | 99円 |
.space | 99円 |
.website | 99円 |
.online | 99円 |
.monster | 99円 |
.info | 280円 |
.world | 299円 |
.co.jp | 1,880円 |
.org | 1,380円 |
その他取得可能なドメインが多数あります。
ドメイン名を決めるコツ
ドメインは一度決めると変更できません。
なんとなく取得して後で後悔しないよう、しっかり選びましょう。
- 短めがグッド
- 他と似ていない
- 覚えやすい
ドメインは「早い者勝ち」です。
エックスサーバーでドメインを取得するメリット
エックスサーバーでドメインとレンタルサーバーをまとめて注文すると、支払いと設定を一括管理できるメリットがあります。
ドメインを別の会社で取得している場合、ドメインの管理会社上でネームサーバーの設定といった初心者にはハードルが高い作業があります。
面倒な作業でつまずきたくない人は、エックスサーバーでまとめて取得したほうが確実です。
エックスサーバーでドメインとX10プランをまとめて注文する方法については以下の記事解説しています。
エックスサーバーの申し込み方法とワードプレスインストール手順を解説
-
エックスサーバーの申し込み方法とワードプレスインストール手順を解説
ブログ記事内に広告リンクを含む場合がございます。 ワードプレスでの副業ブログ 今回は、「レンタルサーバーの申し込み方法」「ワードプレスのインストール方法」について解説します ...
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他の会社で取得したドメインを使う場合
すでに他社で取得しているドメインを、エックスサーバーのX10プランで利用する流れについてです。
作業の流れ
- エックスサーバーに申し込みをする
- エックスサーバーの管理画面で、ドメインの設定をする
- ドメイン管理会社でネームサーバーに変更する
各ステップについて解説します。
step
1エックスサーバーに申し込みをする
エックスサーバー申し込みページ上から、X10プランを申し込みをします。
申し込みを行うと10日間の無料お試し期間になります。
支払いが完了していない状況だと、次の作業は行えません。
サーバー料金を支払った後、次のステップへ進みます。
ココがポイント
すでに他社でドメインを取得している場合、クイックスタート機能は使えません。
step
2エックスサーバーの管理画面でドメインの設定をする
エックスサーバーの管理画面(サーバーパネル)へログインし、持ち込み予定のドメインを契約したサーバーアカウントに結び付けます。
サーバーパネル上の「ドメイン設定」をクリック。
表示される画面上で「ドメイン追加設定」をクリックし、持ち込み予定のドメインを入力し追加作業を行います。
ドメインの追加が反映されるまでに、1時間程度かかります。
step
3ドメイン管理会社でネームサーバーに変更する
ドメインを取得した会社のコントロールパネルから、ネームサーバーの設定を以下のように変更します。
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp( 219.94.200.246 ) |
---|---|
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp( 210.188.201.246 ) |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp( 219.94.200.247 ) |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp( 219.94.203.247 ) |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp( 210.188.201.247 ) |
参考
ネームサーバーとは、ネット上にある電話帳のようなものです。電話帳には、このドメインはどこにあるサイトを記載した情報が載っています。
中古ドメインをエックスサーバーで利用する場合の設定方法については別記事で解説します。
-
中古ドメインをエックスサーバーに設定する方法【強くてニューゲームで副業ブログを始める】
ブログ記事内に広告リンクを含む場合がございます。他の会社で取得した中古ドメインを、エックスサーバー上で利用する方法について解説します。 こんな方におすすめの記事 エックスサーバーで、中古 ...
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Xサーバーの申し込み方法
エックスサーバーの申し込み方法についてです。
ワードプレスを始めて利用する人は、クイックスタート機能をおススメします。
クイックスタート機能を使うと、レンタルサーバー契約後すぐにワードプレスが利用できる状態になっています。
申し込み方法と・クックスタート機能については以下の記事で図を含めて解説しています。
X10プランの申し込み方法に不安がある人はご覧ください。
エックスサーバーの申し込み方法とワードプレスインストール手順を解説
-
エックスサーバーの申し込み方法とワードプレスインストール手順を解説
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料金の支払い方法
エックスサーバーの支払い方法はクレジットカードや金融機関への振り込みです。
料金の支払いに対応しているクレジットカード会社
即入金してレンタルサーバーを利用したいならクレジットカード払いがおススメです。
オンライン決済なので、入金確認を待たずにサービスを利用できます。
オンライン決済対応のクレジットカード
- Visa
- MasterCard
- JCB
- American Express
銀行振り込み
エックスサーバーの口座は三井住友銀行です。
他の金融機関からの振り込みの場合、手数料がかかります(手数料は申込者の負担)。
三井住友銀行以外の金融機関から振り込むと入金確認のため時間がかかります。
三井住友銀行以外に口座を持っていない人でない限り、あまりメリットがありません。
コンビニ払い
エックスサーバー料金の支払いに対応しているコンビニ一覧です。
一覧
- セブンイレブン
- ローソン
- デイリーヤマザキ
- ミニストップ
- ファミリーマート
- セイコーマート
その他
クレジットカード、コンビニ、銀行振り込み以外の支払いとして「ペイジー」が利用できます。
ペイジー払いの場合、手数料がかかりません。
エックスサーバーのプラン変更
「X10プランで契約したいけど、もしかしたら容量の問題でX20やX30のほうがいいかなー」と悩んでいる人は、とりあえずX10で契約しても問題ありません。
実はエックスサーバーでは契約期間中であっても上位のプランに変更することができるからです。
例えばX10で12か月契約を申し込んでいたとします。
ブログ運営開始してから半年ほど経過したころに、サーバーの容量を使い切りそうになったタイミングで上位のX20やX30にアップグレードすることができます。半年ほど契約期間が余っていますが、上位への変更はいつでもできちゃいます。
逆にX20やX30の料金プランで契約している場合、下位のX10プランには変更できません。
サイトがどの程度が伸びるのか、サイト運営を開始するタイミングでは予測出来ません。
料金プランはでいつでも変更できるので、申し込みプランに迷ったら、X10プランで利用開始するのが無難です。
Xサーバーの解約方法
エックスサーバーの解約方法について解説します。
「ブログであんまり成果がなかった」「忙しくてブログどころじゃない」。
色んな理由でブログ運営が困難になってしまった場合についてです。
Xサーバーの解約手続きについて
Xseverアカウントページ(旧インフォパネル)にアクセスします。
サイドバーにある「解約ボタン」からレンタルサーバーのが解約できます。
解約すると即サイトは停止されるの?
解約ボタンをポチっと押しても、即サイトが停止されることはありません。
解約申請をしても既に支払っている金額分の期間はサービスの提供が継続されます。
期限がだいぶ残っている場合は解約すると返金されるの?
期限の長さに関わらず、すでに支払ってしまった料金の返金はありません。
うっかり解約を押してしまった。解約のキャンセルってできるの?
解約するつもりはなかったけど、うっかり解約を押してしまった場合についてです。
解約ボタンから解約の申請をしても、即レンタルサーバーが停止されるわけではありません。
うっかりレンタルサーバーの解約ボタンを押してしまったことを、エックスサーバーのサポートに連絡すれば解約申請のキャンセルができます。
解約料金って発生するの?
期限前にレンタルサーバーの解約申請をしても、解約金は発生しません。
もし今後再開するかもしれない場合
ブログデータは財産です。
今後ブログ運営するかもしれない場合は、データを出来る限りダウンロードしてパソコン等に保存しておきましょう。
エックスサーバーX10のデメリット
私が実際に使っている、エックスサーバーのデメリットについていくつか紹介します。
ちなみにX10プランを利用しています。
アダルトコンテンツがNG
エックスサーバーではアダルト系のコンテンツの運用はNGです。
X10,X20,X30全プラン共通です。
国内のレンタルサーバーは、エックスサーバーに限らずアダルト系のジャンルに厳しい会社が多いです。
アダルト系のジャンルは、アフィリエイト単価が高いものが多く魅力的です。
どうしてもアダルトジャンルのブログを運営したい人は、海外のレンタルサーバーを契約しましょう。
海外レンタルサーバーの特徴
- 運営者は外国人
- 料金は日本よりも少し安いものが多い
- サイトは英語のみが普通
- 独自SSLが有料
- マニュアルやサポートも英語のみ
いざという時は英語でのやりとりが発生します。
WordPressやSSL、トラブル発生時の連絡など、技術系の説明が必要になるケースがあります。
英語力に自信のない人向けではありません。
時差もあり、問い合わせから返答まで1日かかるのも普通です。
1回の問い合わせでこちらの意図が伝わらないと、再度問い合わせ→返答待ちになるため、単純な問い合わせのはずなのに3,4日かかるなんてもこともザラです。
初期料金がかかる
エックスサーバーは、どのプランを選んでも初期費用として3,000円がかかります。
他のレンタルサーバーの場合、初期費用が無料の会社もあります。
ただ、エックスサーバーにはワードプレスの初期設定サービスであるクイックスタートという無料サービスがあります。
クイックスタートを使うと、レンタルサーバーを申し込むとすぐにワードプレスを利用できる状態を準備してくれます。
3,000円がこのクイックスタートの代金だと思えば、割安感があります。
クイックスタートのサービス内容
- WordPressインスール
- ネームサーバー設定
- 独自SSL設定
これらの作業に不安がある人にとっては、エックスサーバーを利用するメリットがあります。
逆にワードプレスのインストールや独自SSLの設定を問題なくこなせる人にとっては、初期費用が高いと感じるかもしれません。
【経験談】エックスサーバーを10年以上使ってみた感想
10年以上、エックスサーバー(X10プラン)を利用してワードプレスを運営しています。
ワードプレスの制作代行などをしている仕事がら、国内のレンタルサーバー会社・海外のレンタルサーバー会社についても利用した経験があります。
そんな私が感じたエックスサーバーの感想です。
- 技術の進歩に対するキャッチアップが早い
- 動作が超安定
- サービスレベルが年々上がっている
技術の進歩に対するキャッチアップが早い
エックスサーバーは、ITの技術が進歩する速度についてしっかりついていこうとする企業だと感じます。
現在のワードプレスの最新バージョンは、5.5.1です。
5.5.1を使うにはPHP、データベースもワードプレスのインストール要件を満たす必要があります。
10年以上エックスサーバーを利用していますが、常に最新のワードプレスが利用できる環境を提供してくれます。
信じられないかもしれませんが、一部レンタルサーバー会社の動作保証のあるワードプレスバージョンが未だに4系だったりします。
ワードプレスは人気のCMSで攻撃を受けることが多いのが問題です。
エックスサーバーではITに疎い人でも安心してワードプレスが利用できるよう、標準的なワードプレス専用のセキュリティ対策をしています。
私がエックスサーバーで運営しているサイトでは、乗っ取りやデータの改ざんといった被害はこれまで一切ありません。
動作が超安定
共有レンタルサーバーにはサーバーごとに当たり外れがあります。
ハズレのサーバーを引くと、メチャクチャ重くワードプレスサイトがなかなか表示されないことがあります。
月額料金が相場の半分程度も安いレンタルサーバー会社は、動作が非常に遅くストレスを感じるレベルのサーバーにあたることがあります。
私はエックスサーバーのアカウントを4つ契約していますが、どのサーバーも安定して利用できています。
サービスレベルが年々上がっている
私がエックスサーバーの利用を始めたころには存在しなかった、実用性の高いサービスが増えてきています。
- 自動バックアップ
- 電話サポート
- クイックスタート
全てメチャクチャ実用性のあるサービスですよね?
しかも、提供する為に企業側の負担がかなり大きいサービスです。
他のレンタルサーバー会社だと電話サポートがないのは普通だったりします。
「サーバーって何?」「ドメインって何?」ってレベルの初心者が、何をどう質問していいのか分からない状態で電話してくるんです。
対応するコストは半端ないはずです。
よくこんなサービスを提供しているなと本当に感心します。
大きな会社になると、意思決定までの時間がかかり新しいサービスが中々生まれにくいのは理解できます。
エックスサーバーはレンタルサーバー業界でシェアナンバー1という実績がある会社ですが、技術やサポート面での改善速度が抜きんでている印象です。
さいごに
エックスサーバーのおすすめ料金プランを紹介しました。
ワードプレスで副業ブログを立ち上げるに最適なエックスサーバーの料金プランはX10プランです。
上位のX20、X30プランはオーバースペックです。
契約期間は、長期になるほど割引率が高くなりますが、どれを選んでもだいたい月額千円です。
契約は延長可能です。
うっかり忘れても支払いが出来る自動更新システムもあります。
自分にあった無理のない契約期間を選びましょう。
参考
本記事で紹介した各会社の料金、転送量などの情報はレンタルサーバー会社公式ホームページの情報です(2020年10月11日の情報)。
最新の情報については各レンタルサーバー会社の公式情報をご確認ください。
-
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