どっちが自分にあうんだろう?
COMPASSのほうが安いけど、使い勝手とか心配。
そんな疑問に答えます。
アフィリイトブログの運用で、検索順位チェックは必須ですよね?
どちらを買っていいか、メチャクチャ悩むと思います。
それぞれのツールのメリット・デメリットを比較していきます!
このブログの著者
この記事で分かること
- GRCとCOMPASSの価格の違い
- GRCとCOMPASSの機能の違い
- それぞれのメリット・デメリット
『GRC』『COMPASS』の違いは?徹底比較
検索順位をチェックするGRCとCOMPASをコスト、対応している検索エンジンなどのチェック項目ごとに比較していきます。
GRCとCOMPASS価格を比較
まずは価格の比較です。ツールを選ぶさいに、コスパは重要です。
GRCと、COMPASSはそれぞれサブスク系と買い切りです。詳しく見ていきます。
GRCの価格
GRCはライセンス契約のツールです。
「毎月支払う」「毎年支払う」系サブスクタイプです。
価格も各プランによって異なります。
べーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
---|---|---|---|---|---|
料金 / 年 | 4,500円 | 9,000円 | 13,500円 | 18,000円 | 22,500円 |
ライセンス期限 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
URL数 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
検索語数 | 500 | 5,000 | 50,000 | 500,000 | 無制限 |
「検索語数」「URL数」はGRC固有の定義があります。
「URL数」について
登録できる順位チェック対象のURLの数の上限です。※ドメイン数ではございません。
登録したURLおよびその下層の全てのページが順位チェック対象になります。1文字でも異なるURLは別のURLとしてカウントします。
引用元:GRC公式サイト「ライセンスについて」ページより
「検索語数 」について
登録できる総項目数、かつ、1日の順位チェック項目数の上限です。
プラン表では分かりやすく「検索語数」と表記しましたが、厳密には「項目数」となります。
項目は「サイト名、URL、検索語」の組み合わせで、いずれかが1文字でも異なる場合、別の項目としてカウントします。例えば、同じ検索語でも、URLが異なるなどで別項目となる場合は、別にカウントします。
※ メモリの制約のため50万項目程度が限界となります。引用元:GRC公式サイト「ライセンスについて」ページより
『PCサイトの順位チェック』と『モバイルサイトの検索順位チェック』は、別のライセンスが必要。
それぞれをGRCでチェックしたかったら、ライセンスが2つ必要になるの。
PC用のライセンス(GRC)、モバイル用のライセンス(GRCモバイル)両方が必要な場合の価格表↓
べーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
---|---|---|---|---|---|
料金 / 年 | 9,000円 | 18,000円 | 27,000円 | 36,000円 | 45,000円 |
ライセンス期限 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 |
100記事を超えるぐらいのブログ規模の場合、順位チェックの数的に「スタンダード」以上のプランが必要かと思います。
スマホユーザー対象のブログ運営なら、モバイル版(GRCモバイル)だけを購入して使うのもあり。
COMPASSの価格
COMPASSは『買い切りタイプ』のツールです。
料金は7,980円(税抜き価格)。月額料金はありません。
COMPASS | |
---|---|
価格 | 7,980円(買い切り) |
月額料金 | 0円 |
ライセンス期限 | 無期限 |
URL数 | 制限なし |
検索語数 | 制限なし |
GRCのように、用途に合わせてプランから選ぶ必要はありません。
標準で「URL数」、「検索語数」は無制限です。
GRCとCOMPASS検索エンジン対応を比較
検索順位チェック機能がサポートしている『検索エンジン』についてです。
GRC | COMPASS | |
---|---|---|
対応 | 対応 | |
Yahoo | 対応 | 対応 |
Bing | 対応 | × |
GRC、COMPASSともに利用ユーザー数の多いGoogle Yahooに対応しています。
違いは、COMPASSがBingに対応していない点のみです。
YahooはGoogleの検索エンジンをベースにしているため、検索順位の結果はほとんど同じです。
Bingは独自のアルゴリズムを持つ検索システムです。
GooleやYahooとは検索順位が大きく違うことがあります。
検索エンジンの日本国内のシェア率
検索エンジンの国内シェア率を調べてみました(測定ツール「Statcounter」)。
デスクトップ、モバイルユーザーともにGoogle、Yahooで90%超えです。
デスクトップ | モバイル | |
---|---|---|
76.7% | 74.81% | |
Yahoo | 14.44% | 24.4% |
Bing | 8.31% | 0.37% |
その他 | 0.17% | 0.24% |
モバイルユーザーに限定してみると、Bingは「0.37%」。
データの測定方法と対象について
- 対象エリア:日本
- 測定期間:2019年10月~2020年10月
- モバイル:スマホ、ガラケー、タブレット
GRCとCOMPASS検索順位のチェック速度を比較
「検索順位のチェック速度」とは、順位の取得を始めてから掲載順位データをツールに表示するまでにかかる時間のことです。
COMPASSはGoogleを対象検索エンジンにしていると、検索順位のチェック速度が遅くなる仕様になっています。
Googleに繰り返しデータの取得を行うと、ボット(迷惑プログラム)と認識されてペナルティーを受ける可能性があります。COMPASSでは検索順位を取得する間に、ペナルティーを回避する意図からアイドル期間を設け、一時的に掲載順位の取得を停止する仕様だからです。
その為、順位取得の対象にGoogleを指定すると作業完了まで時間がかかります。
COMPASSで順位チェックを起動中、パソコンで別の作業はできます。
別にCOMAPSSを立ち上げてキーワード選定をしたり、COMPASSを全く使わないブログ執筆作業もできます。
自動取得にしているので正直気にならない。
朝起きたら検索順位の取得が終わっている設定だよ。
GRCとCOMPASS管理画面を比較
GRCの画面
GRCの画面です。
- 各キーワードごとの順位を検索エンジンごとに表示
- 検索順位の推移をグラフで表示
- 掲載順位の前日比を表示
COMPASSの画面
GRCの画面です。
- 各キーワードごとの順位を検索エンジンごとに表示
- 検索順位の推移をグラフで表示
- 掲載順位の前日比を表示
「GRC」「COMPASS」に共通する点
GRC、COMPASSの「共通機能」についてです。
共通の機能
- スケジューリング機能
- 掲載順位の「推移」をグラフ化
- 前日との「差」を表示
共通機能スケジューリング機能
検索順位は「任意のタイミング」、「指定した時刻」で取得できます。
任意のタイミグとは「今チェックしたい」というタイミングで検索順位をチェックすることを意味しています。
指定した時刻とは、今から解説する『スケジューリング機能』です。
スケジューリング機能は、指定した時間に自動で検索順位を取得してくれる機能。
掲載順位をチェックする対象キーワードが大量にある場合、夜間に検索順位チェックを自動で行い、朝チェックするといった運用を行えます。
細かな違いですが、自動順位チェックについてはGRCの方が細かな設定オプションがあります。
GRC | COMPASS | |
---|---|---|
曜日指定 | 曜日ごとに設定可能 | 非対応 |
時間指定 | 0:00~23:59(1分ごと) | 1:00~22:00(1時間ごと) |
日付指定 | 1日ごと | 非対応 |
GRCは特定の曜日、日付を指定できます。時間も1分刻みとかなり細かい設定ができるツールです。
一方COMPASSは、「何時に開始」のみ指定できます↓
共通機能掲載順位の「推移」をグラフ化
GRC、COMPASSともに記事のランキング推移をグラフで確認できます。
指定の期間内に記事の順位が伸びているのか落ちているのかを感覚的に把握できます。
共通機能前回チェック時との「差」を表示
記事ごとに前回チェックした順位との「順位差」を確認できます。
グラフだと細かな差を目視確認しにくいので、順位差がわかると微妙に落ち始めている記事を見つけることが容易です。
検索順位チェックツールの必要性
収益目的のアフィリエイトサイトを運営している人であれば、検索順位チェックツールは必須です。
収益を維持できる
検索順位チェックを日課にすると、アフィリエイト収益を維持しやすくなります。
毎日のブログ運用で検索順位をチェックしている場合、収益を生む記事の掲載順位を落ちても見逃すことはありません。
順位が落ちてくれば、リライトなどのメンテナス作業で掲載順位を戻すことが出来ます。
逆に検索順位チェックをしていないと、収益を生む記事の掲載順位が急落しても気づきません。
その結果、「なぜか収益が落ちたなー」と原因を特定することができずアフィリエイト収益が減っていきます。
モチベーションがあがる
検索順位チェックツールを使うと、記事の掲載順位が数字で表示されます。
「10位上がって、上から3番目だ。頑張ってトップを目指そう!」
「30位下がった。メンテしないと、アクセス数がゼロのままだ。ヤバいな。」
といった具合です。
良くも悪くも数字が見えるとブログ運営の意識が強くなります。
書きっぱなしで、ぼんやり運営している人の意識を大きく変えることができます。
順位チェック以外のCOMPASS固有の機能
COMPASSには検索順位チェック機能以外にも便利な機能があります。
順位チェック以外の機能
- キーワード選定
- ライバルチェック機能
COPMPASS独自機能キーワード選定
「キーワード選定」は狙うべきデータを取得する機能です。
良さそうなキーワードを見つけても、競合が多いと検索上位に表示されるのは困難ですよね?
COMPASSのキーワード選定機能を使うと、狙っているキーワードでどれくらい競合がいるかを事前に調査できます。
キーワードの競合調査のイメージ
- 競合が多い:別のキーワード狙う(ムダに記事を書かなくて済む)
- 競合が少ない:記事を書いて上位を狙う
これだけでお金を払う価値があると感じた機能です。
調査したいキーワード候補をツールに貼り付けて、「解析ボタン」を押すという流れです。
狙っているキーワードの競合数が、キーワードごとに表示されます。
以下の例では「COMPASS GRC 違い」を狙っている競合記事が1件しかないことを示しています。
「COMPASS 使い方」は784件も競合います。
こういった記事で上位に表示するのは難易度が高いです。
COMPASS独自機能ライバルチェック機能
COMPASSのライバルチェック機能は以下の機能をサポートしています。
- 特定サイトのドメインパワー、被リンクチェック
- 特定のキーワードの検索結果の上位サイトのドメインパワー、被リンクチェック
アフィリエイトサイトブログで、成約の違いキーワードは検索上位に競合がいて当たり前です。
それでも競合がどれくらい強いのが数値で把握できれば戦略が変わってきます。
相手がそれほど強くなければ、リソースを投入して上位を狙うという決断がとれます。
GRCとCOMPASSのネット上の評価
ネット上でGRCとCOMPASSの口コミを調査してみました。
以前はGRCを使っていたけど小規模サイトなので、COMPASSに切り替えた。
こういったユーザーさんが多いんしょうかね。
ライセンス更新のタイミングでGRCからCOMPASSに切り替えたというコメントのツイートが何件かありました。
順位チェックの為にCOMPASSを導入。
買い切りなのが嬉しい。
やっぱり毎月料金払うのが嫌ですもんね。
モバイルとパソコン版が別ライセンスって、結構長期運用だとボディーブローですから。
順位チェック機能だけじゃなく、キーワードの選定にも使えるでCOMPASSはコスパがいいなーと実感。
このコメントも多かったですね。
キーワード選定機能って、本当にすごいなと私も思います。COMPASSのキーワード選定機能だけで、買い切り分の料金ぐらい価値があるツールだと思います。
COMPASS使っみてみたけど、ちょっと遅いのでGRCに切り替えた。
COMPASSは遅いけど、他の機能も含めるとGRCより相当いいと判断。
「キーワードの競合を調べる」「ライバルのドメインパワーチェック」などのことを評価しているコメントでしょうね。
たしかに便利。COMPASSをただのGRC劣化版と思い購入した人が、「以外な機能がある!」と驚いている口コミもありました。
COMPASSは買い切りだけど、アフターフォローが手厚い
検索エンジンのアップデート対応が無償でついているのでそのことについての評価でしょうね。COMPASSはサブスクじゃないので、なぜか無償アップデートが付いてます。
GRCに比べて安かったCOMPASSを購入。
あまりに安いので大丈夫かなと心配してたけど、今は普通に使えてます。
www
GRCと比較するとCOMPASSはメチャクチャ安いですからね。
購入前の期待値がそうとう低かったんですかね。
COMPASS止まりすぎ
この手のコメントも複数ありました。
私は止まったという経験はありませんが、順位チェックの最中に止まったら面倒ですね。
毎月の固定費がないのでお試しでCOMPASSを購入。
ダメならGRCに切り替える予定。
今のところ私の用途だと十分。
コストを優先するとどうしてもCOMPASSを試したくなる気持ちは理解できます。
私もGRCを試しましたが固定費を改善したく、COMPASSに切り替えたユーザーです。
GRC持ってるけど、COMPASSマジ気になる。
順位チェック機能の速度だけでいえば、間違いなくGRCのほうが早くて優秀です。
コストとその他の機能でどう評価するかですね。
まとめ
検索順位チェックツールの「GRC」と「COMPASS」を比較しました。
読者さんにとって最適な順位チェックツールはどちらでしたでしょうか?
GRC | COMPASS | |
---|---|---|
価格 | 4,500円~(毎年) | 7,980円(買い切り) |
モバイル対応 | 別ラインス | 標準対応 |
検索エンジン | Goolge、Yahoo、Bing | Goolge、Yahoo |
検索順位チェック速度 | 早い | 遅い |
対象キーワード数 | ライセンスごとに制限有り | 制限なし |
公式サイト | GRC公式ページ | COMPASS公式ページ |
正直まだ決めかねているという人もいるかと思います。
「どちらにしようか分からない!」人であれば、コスパの良い『COMPASS』をお勧めします。
COMPASSがおススメな理由
- 圧倒的なコスパ
- 検索順位チェック以外の機能もヤバい
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